No.107 エアコンの霜取りを出来るだけ減らす方法

暖房エアコンを運転開始し始める時期に一番お問い合わせが多いのが、「エアコンが動かない」「エアコンの室外機が回っていない」「タイマーボタンが点滅している」など、エアコンの故障と思われる方からのお問い合わせです。

一般的なエアコンは、クーラーから暖房運転に切り替える時期や暖房中に室外機の“霜取り運転”を行います。この“霜取り運転”は外気温が低く、湿度が高いほど起こりやすく、寒いと思って暖房を付けたのに、暖房が利かなくなり、即故障…と思われる方も多いです。
ただ、この“霜取り運転”は暖房運転では重要な役割をしているのです。霜が付いたままでは温まりませんし、消費電力も多くなります。

2009年より「エネチャージシステム」といい、外気温-15℃までは霜取り運転をしないエアコンも販売しています。エネチャージシステム搭載のエアコンは、従来のエアコンより少し値段が高くなりますが、寒い冬に暖房が止まってしまうことを考えると本当におススメです。その上、一番の省エネです。

石油高騰の昨今、ファンヒーターよりエアコンが人気となっています。
「エネチャージシステム搭載」のエアコンはお客様におすすめすると本当に喜ばれますが、もちろん「当サイト」は家電製品をできるだけ永く使って頂く事を目的として運営しております。今回は、“霜取り運転”の回数をできるだけ少なくする方法をご紹介します。

-温度設定は低温で-

寒いからといって暖房温度を28℃など高い温度設定にしていませんか。
エアコン温度はできるだけ低温(22℃位)にし、外気温との差を縮めることにより、返って早く温まり、霜取りの回数も少なくなります。

-室外機はできるだけ高い場所に-

室外機は低い場所より高い場所、また、できるだけ室内機に近い場所に設置されることをお勧めします。

-フィルターの掃除はこまめに-

エアコンは出来るだけこまめに“フィルター掃除”をしてください。フィルターを汚れたままにしておくと、暖房効果を低くし、霜取りの回数を増やす原因にもなります。
また、空気清浄フィルターや臭いとりフィルターなどの替えが無い場合は、汚れたまま利用されるよりは、取り外された方がいいです。

-エアコンは部屋の広さよりも一回り大きなものを-

広い部屋に小さなエアコンを設置すると、エアコンの利きが悪くなるため必要以上に夏は温度を低く、冬は温度を高くしがちです。エアコンは部屋の広さより一回り大きなものを選ぶことで、冷暖房光熱費の軽減にもなりますし、霜取り運転の回数にも影響します。

エアコンには暖房や冷房の目安の畳数があり、8畳~10畳などと明記されていますが、8畳から10畳の範囲に適しているという訳ではありません。これは木造なら8畳、鉄筋なら10畳が目安ということです。エアコンを購入される場合は、目先の金額だけで判断されずに、後々のことを考慮されてご購入されることをお勧めします。

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